AIJ投資顧問に委託していた厚生年金基金への天下り、9割が厚生労働省と旧社会保険庁OB

厚生労働省の調査によると、AIJ投資顧問に運用を委託していた厚生年金基金に天下りしていた国家公務員のうち、その9割は厚生労働省と旧社会保険庁(現・国民年金機構)のOBだったことが分かりました。

AIJ投資顧問が契約していた84の年金基金のうち中小企業が業種や地域ごとに作る「総合型」の年金基金は73ありました。

この73の総合型年金基金に旧社会保険庁や厚生労働省のOBが理事などの役職で天下りし、天下りした幹部同士でつながり、高い利回りをうたうAIJ投資顧問との契約が広がったようです。

投資の知識や経験に乏しい天下りOBが巨額の資金を運用したことが、厚生年金基金の財政悪化に拍車をかけた様子が見て取れる状況です。

厚生年金基金への天下り状況
全体
579基金
AIJ投資顧問
72基金
厚生年金基金の役員としての天下り 366基金 47基金
厚生労働省・旧社会保険庁からの天下り 359基金 46基金
人数 721人(役職員) 49人(役員のみ)
厚生労働省・旧社会保険庁 689人 46人

参考:日本経済新聞:厚年基金に721人天下り 運用担当の9割は未経験

  
  
  
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